デラックスな宝石箱のような５つのゲストルーム
各部屋ごとにオリジナルな間取りで、2人から6人用にデザインされています。
木材が多用され、カシワ、クルミの木を使った重量感のある梁。貴重な本物の素材、サロンには革とビロードが使われ、白、シックなダークグレー、チョコレート色、緑をベースに、各部屋ごとに設えた家具、赤がアクセントカラーとして使われています。

建築家インテリアデザイナー
ジャック・ロスランはアヌシーで活躍してきた建築家、インテリアデザイナーです。古い建物をよみがえらせるというエキサイティングな挑戦に興味を持ったと言います。建物のある部分は14世紀のもの、並外れた個性をもった建物です。
《当初の構造に従って、少し傾いているのは仕方がないが、残存している壁を活かすことにした。：その場所に合わないよりはいい、それを活かしながら、この何世紀も経た建物を軽くすることにした。》
ジャック・ロスランは金属をよく使います。いくつかの天井板には、古いモミ材が、デュプレックス（二層タイプ）トリプレックス（三層タイプ）に使われています。床は、軽くブラッシング加工をしたオーク材、控えめで、自然で、今も建物に残る古くからの本質と調和しています。金属を使うことで、《バランスとストラクチャー》が生まれ、この場所に本来はないものを加えて新しい性格を作るという、すばらしいアイデアが形になりました。